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国際郵便 EMS引受停止国への代替輸送(DHL・船便)について




新型コロナウイルスの影響により、一部の国で国際郵便の荷物の引受けが一時停止となります。セカンドポストでは、2020/4/1より、日本郵便が引受を再開するまでの間、一部対象国・地域への国際郵便での配送を停止しております。

 

その間、EMSの代替の配送手段としましてDHL、もしくは国際郵便船便の輸送をご用意しております。インド以外すべての国・地域についてDHLでの配送が可能でございます。船便は配送できない国がありますので、ご注意ください。

 







●DHLとは?

―DHL(ディーエイチエル)は、世界各国228の国・地域に展開する、国際宅配便、運輸、ロジスティクスを扱う国際輸送物流会社です。

 

 

●EMSとDHLの違いについて

EMSは国際郵便の一種です。国際郵便の運営は万国郵便連合加盟国の各国の郵政庁など、公的配送会社で運営しております。日本では日本郵便、アメリカではUSPS、中国なら中国郵政が各国で運営を行っています。一方でDHLは民間配送会社が運営している国際宅配便です。

 

一番の違いは、通関手続きになります。EMSなどの国際郵便は、郵便通関のため価格が20万円以下の郵便物の場合は自己申告となり、税関へ申告して許可を得る必要がありません。DHLなど国際宅配便は、一般通関のため税関への申告が必ず必要です。申告は配送会社が代行で行いますが、その際の手数料を配送会社に支払うことになります。

 

 

●DHLを利用する際の注意点

 

―容積重量について

DHLの運賃重量は、IATA(国際航空運送協会)の規定に基づき、単位をkgとし、容積重量と実重量のいずれか大きいほうの値を適用されます。

 




【容積重量の計算方法】

容積重量(kg)= 長さ(cm) x 奥行き(cm) x 高さ(cm)÷ 5000

 

●参照:DHL Expressの容積重量計算

 

【容積重量 例】

荷物の実重量:2kg

寸法:36cm x 26cm x 18cm

容積重量:3.36kg

確定発送重量:3.36kg

 

―関税について

DHLは一般通関のため、内容品申告の価格により、各国通関士が判断した関税がすべての荷物に対して発生いたします。

 

―配送料金について

EMSに比べDHLの方が配送スピードが速い分、配送料金は高くなります。一方でEMSは、国際宅配便よりも少し配送に時間がかかりますが、重量帯だけで配送料金が確定するため利用しやすいです。

 


EMSの強みは料金のわかりやすさと損害賠償額の大きさです。DHLの強みは、商品が手元に届くまでのスピードと対応国の多さです。

 

▶2nd Post.net DHL配送参考価格(米国・オーストラリア)

 


―DHLの注意事項について

●損害賠償保険を付帯する場合は、2,500円または内容品申告額の1.2%、いずれか高い方が適用されます。

●お荷物を受取りの際に、各国通関士が定める関税のお支払いが必要となりますので、ご注意ください。

●重量が70kg以上、または一辺が120cm以上のお荷物は、規定外貨物と判定されます。その場合、別途特別配達料が追加されますので、ご了承ください。

●オーストラリア、ニュージーランド宛ての食品のDHL輸送が困難状態です。ネット通販でご購入される際は、ご注意ください。


 

 





船便は配送国にかかわらず、1~3ヶ月とかなり時間はかかりますが、料金は一番安く配送が可能です。書籍など重くて丈夫なお荷物の配送に最適です。但し、配送期間の特性上、割れ物など壊れやすい製品の配送はお避け頂くことをお勧めいたします。






EMSで配送ができない国・地域にお住いの方は、以上の内容を参考の上、DHLと船便の代替輸送のご利用をご検討いただけますと幸いでございます。ご不明な点がございましたら、カスタマーサポートまでお問合せください。



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